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スクール

♢概要

申し込み締め切りました。

​ありがとうございました。

 

 

 

 

1、3つの私

 

私たちに内在する「力」の発現は、さまざまな効用を皆様自身、そして皆様の周囲に存在する人々にも影響を及ぼします。

 

では、内在する「力」とは何なのでしょうか?

人間である私たちには、おおよそ3つの過程がある…ここでは、そう仮定します。

ここでは、「私」と表記します。

 

まず1番目は、「自分ー外」という関係性に生きている私、です。

日々呼吸をし、自分自身の「生きている」というその感覚を享受している、その私です。

2番目は、「自分ー内」という関係性に生きている私、です。

1番目の「私」でも、もちろん内的な自分との関係性はあります。

この2番目は、それがより明確に、より濃く深くなった過程、とここではご理解ください。

そうなるとどうなるか?

まず、「私」に現れてくる感情や思考に、踊らされることは少なくなります。

内面的な意識があちこちに散乱することも少なく、外側からは落ち着いた印象をもたれるようになるでしょう。

このような「私」が現れているのが、2番目です。

そして、3番目。

この過程では、「私はひとつ」になります。

私の内も、私の外も、すべてひとつです。

ここにおいて、いわゆる「真の私」「本当の私」というものが、現れてきます。

 

 

少し具体的にいうと、

たとえば、1番目の「私」は、私の名誉、名声、賞賛などの得られることに価値を見出していきます。

誰かから認められることに、喜びを見出す。

こうした自分に、たとえ気づいていたとしても、止められない。

これが、1番目の私、です。

そして、2番目の私は、そうした私を制御、コントロールすることができます。

それがホンモノではないことを知り、そこに価値などないことを知っています。

ですので、慌てることも焦ることもないことを知っていますが、「私ー内」という関係性の中でのことです。

そして、3番目。

意識は、あちらこちらと散乱する性質があります。

しかし、「真の私」というのは、その意識の内的な統一が自然に為され、その統一したところから離れなくなります。

それは言葉や理屈による、いわば「ごまかし」の世界に生きるのではなく、その根源に生きていることを意味します。

そこにおいては、「私ー内」「私ー外」といった関係性の私はもはや消え、「真の私」という扉が、ごく自然に開かれていきます。

誰でも、この3番目の扉を開くことは可能です。

というよりは、「ありのまま」で生きることを赦される社会であるのなら、何も特に難しいことはないはずなのです。

けれど、日常に埋没し、世間という基準を押し付けられ、娯楽と快楽に身を委ねることを半ば義務づけられたような現代社会においては、その扉に近づくことさえ難しいような状況です。

こうしていつしか、ありのままの「真の私」を忘れ、かりそめの私で生涯を終える…これが、現代世界のグローバル・スタンダードになっています。

そのままかりそめの世界を生きていくのか…

それとも、3番目の扉を開く、「真の私」を思い出す生き方をしていくのか…

2、「力」

「何者かになる」「誰からも敬われる人になる」「治しまくって稼いでやる」・・・

 

現代では、このような強い想いがその個人の勢いとともに加速し、その思いが実現することをもって社会的な「成功」というイメージが抱かれています。

もちろん、そのイメージはセラピー、ヒーリング、施術の世界でも同様に存在します。

私は、このこと自体を否定はいたしません。

というよりは、その強い想い自体は生きていく上での「力」となり、その思いがまっすぐであればあるほど早期での実現が成されていきます。

その「力」は凄まじいものがありますし、それ自体は賞賛されて然るべきでしょう。

しかし、その目的が達成した瞬間、多くはその勢いは失われます。

駆け上がるエネルギーに呼応していた有象無象は、その瞬間からちりぢりに分散し始めます。

自らのあらゆるパワーを集約して急激に膨れ上がれば上がるほど、往々にして縮小していくのもまた早いものです。

ここでの「力」は、成功というイメージの達成欲求、賞賛されたい、その奥にある満たされない自己を満たしたい渇望感…などなどの欲求が、ガソリンとなっています。

こうした欲求は、満たされたと思ったその瞬間から、弱くなる。

「1番目の私」の生きている世界は、おおよそこのようなものです。

一方向的な、速く強く爆発的だけれど、どこか切ない。

 

こうした「力」は、駆け上がっているその時は誰をもその勢いに巻き込み、信じられないような成果をあげることもしばしばあるでしょう。

しかし、そうでない時には…どうでしょうか?

「2番目の私」となると、また変わります。

そうした爆発的なエネルギー、「力」の行き先をすでに感覚的に知っているため、それ以上の何か、という求め方をおおよそしない。

いまできることを淡々コツコツ、誰に賞賛されることはなくとも、自分自身の成功とは何かを、見失うことなく進んでいきます。

その「力」は広く、そして深い。

決して強烈でも、爆発的でもないのだけれど、確実性と安心感に満ち溢れています。

いわゆる「いい先生」、好印象で、奇跡的な何かを期待するのかというとそうではないけれど、ずっと関わり続けていたい…そう思わせる何かの「力」が、往々にしてあります。

そして、「3番目の私」。

私とは何かを知っているということは、この世界の秘密を知っているということ。

周りからしたら神秘、不思議と思えることも、当人にとっては当たり前です。

 

その「力」は、純粋にして無窮。

必要に応じその「力」がどこかからやってくるような、「自分がやっている」という感覚がそもそも薄いのです。

透明にして繊細、「力」とすら感じさせない柔らかさや自然さをたたえています。

通常の大衆的な意識では聴こえない音が聴こえたり、見えない、触れられないモノに触れたり…そういったこともあるかもしれないし、ないかもしれません。

いづれにしても、天井知らず、底はなし。

3、募集について

 

ここまで、主に誰にも内在する「力」について、書いてきました。

すぐにスッと理解できる、という方もいれば、全然意味がわからない、という方もいるでしょう。

それは、どちらでもかまいません。

論理的な解釈よりは、直観的な理解をここでは意図して書いていますので、アタマで納得できなくてもそれはそれで全然問題ありません。

 

 

さて・・・

〈 TTJスクール 〉は、これまで、「一般」というクラスと、「開業」などプロ目線のクラスと…というように、主に目的別にクラス分けをしてきました。

しかし、今期募集は1クラスだけといたしました。

その理由はシンプルで、クラス分けの意味をなさないテーマだから、です。

その眼目、主なテーマはただひとつ…

内在する「力」を発現する

 

ただそれだけです。

初心者も熟練も、アマチュアもプロも関係ありません。

それは、言い方を変えれば、言い訳もごまかしも効かない、ということです。

これまでは、階段一段一段を一歩一歩、丁寧に確実に上っていく…そのようなイメージでカリキュラムを構成し、少しづつでも着実に実力をつけていくことを念頭においてきました。

「一般」では浅く広く楽しく、エネルギー的手法や手技などに触れ、プロ向けクラスではキッチリ丁寧に、体の構造や機能を実践的に学びながら、トレーニングしていく…というように。

今回は、一足飛びに、あなたが自分で、あなた自身を飛び越える

そこを明確に意図した〈 TTJスクール 〉にしようと、ある日ふと、唐突に思い立ちました。

セラピーも、ヒーリングも、手技施術の技術も、カウンセリングやコーチングも、いってしまえば「ツール(道具)」なので、そうなってしまえば、それをツールとして扱える自分になってしまえばいい。

ホンモノの「実力」が、あなたの内に発現してしまえばいい。

まあ実際、こういう方向性が私の本領です。

これまでの「スクール」のように、手をとって優しく、はないですが、楽しくはあると思います。

以下、募集詳細です。

♢2023年4月開講(月1回) 

TTJスクール

・募集開始

2月1日(水)

​※応募については下の方にあります。

開催地および日時

 

東京(第4日曜・午後)

九州(第2日曜・午後)

※詳細な場所、および時間はお申し込みいただいた時点でお知らせいたします。

・内容

 

内在する「力」の発現のために必要なことを、毎回実践形式でトレーニングしていきます。

「力」の発現と同期させ、希望者には各個人の資質、特性に合わせ、その「力」を活かしたカウンセリング、ヒーリング、セラピー…などに必要なトレーニングを加えていきます。

初回(4月)は、体験入学あり。

・受講

1回:3万円(体験入学希望者も同じ)

 

※原則的に1年間通してのトレーニングになります。

※1年12回分一括/半年6回分一括どちらか選択ください。

※どうしても…という方には毎月払いもありますが、1年通学が前提です

・応募

「お問合せ」フォーム、あるいはメール(tamuratic☆tamulab.info)にて、「TTJスクール参加希望」というタイトルにて…(☆は@に変えてくださいね)

※募集開始は、2月1日です。

・お名前

・東京or九州

・ご連絡先(メール)

・スクール参加の目的

などを明記の上、ご連絡ください。

・応募締め切り

2023年2月末日

 

 

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